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P.E.Aアプローチとは?

P.E.Aアプローチの方針
姿勢Pasture
評価Evaluation
分析Analysis
ヒトのカラダは繋がっています。
単に腰痛と言っても腰だけを施術していても改善しないことがあります。
その脊柱の硬さによるものや、足部の関節のズレからあらわれるものがあります。足部や脊柱といった関節の歪みを正していくことも重要です。
そのためP.E.Aでは、まず姿勢の評価を行いカラダのパターンを前額面で4パターン、矢状面で4パターンの軽16パターンに分類します。
さらに、部位としては骨盤、足部、肩甲骨、脊柱を重要ととらえ歪みのズレや1つ1つ細かく分析していきます。
湯外のズレの原因には、筋肉の縮小によるもの、筋膜のねじれによるものなどがあります。したがって、筋肉、筋膜、骨、関節の位置関係以上をストレスのない位置へ調整することで、綺麗な姿勢を取り戻し、痛みや疲れの緩和を図ります。
骨盤(こつばん)
骨盤(こつばん)
骨盤は、足を組んで座ったり、頬杖を突いて座るなど、悪い姿勢が長時間続くことで、左右のバランスが崩れ、骨盤の歪みが生じます。
歪んだ骨盤のまま、日常生活を続けていると、首、肩、腰など全身に悪影響を与え、痛みや動かしにくさといった症状が出てきます。
骨盤のゆがみは触診で評価することができます。骨盤の歪みを評価し、元の状態に戻すことで、首や肩、腰の不調が改善し、綺麗な姿勢を保つことができます。
脊柱(せきちゅう)
脊柱とは、人間の体の中心軸となる重要な部位です。
猫背や反り腰などの悪い姿勢習慣により、脊柱が変形し、脊柱管というトンネルの形が崩れ、トンネルの中を走る脊髄神経を圧迫したり(ヘルニアなど)、傷つけたり(脊髄損傷など)することで、しびれや痛みなどの症状が全身に現れます。
脊柱は、横から見ると、S字状のカーブになっています。
背筋を伸ばし、脊柱のS字状のカーブを保つもので、姿勢をきれいに見せるだけでなく、脊髄神経を守ることにも繋がります。
脊柱(せきちゅう)
姿勢(前額面)
姿勢(前額面)
ジンク・パターンにある3本の矢印は、上から頭蓋骨・頭椎上部、胸郭上口、胸郭下口、骨盤周辺を表す。
A:カラダに不調を感じてない人の80%に見られる捻転パターン
B:残りの20%に見られる病気の症状がない人の逆捻転パターン
C:不調を訴える患者に観られるパターン
D:不調を訴える患者に観られるパターン
姿勢(矢状面)
体の重心の足部投射位置は足関節の前方で、腰の表面と足の甲の表面が交わる辺りになる。
中村隆一他の『基礎運動学』(2003年)によれば、「重心の位置を足底から計測すると、成人男性では、身長の約56%、女性では約55%の位置にある、重心の位置には、体型による個人差がある」としている。
姿勢(矢状面)
足部(そくぶ)
足部(そくぶ)
足部は、両足で合計52この骨で構成されており、靭帯や筋肉が複雑に絡み合い、足全体としてアーチを形成しています。
一般的に言われる「偏平足」は、足の縦アーチ(いわゆる土踏まず)が無くなることで、足全体が平ら(偏平)になることでから、「偏平足」と呼ばれます。
偏平足になると、足だけでなく、膝や腰にまで負担がかかり、痛みが生じる原因となります
偏平足は、足腰の筋肉を鍛えることで、改善することができます。
肩甲帯(けんこうたい)
肩こりや頭痛で悩む方はカラダの不調の原因の中で一番多いといわれています。
肩こりは猫背などの悪姿勢が長期間続いていることが大きな原因と言われています。
猫背だと自覚している日本人は約60%との報告もあり、日本人は猫背傾向があります。
猫背が原因で筋肉が硬くなると、血流が悪くなり、筋肉はますます硬くなります。この悪循環が続くと、肩こり、頭痛などの症状に繋がります。
肩甲帯の正しい位置を知り、意識して姿勢を伸ばすことで、肩甲帯周囲の血流が良くなり、肩こり・頭痛を改善することができます。
肩甲帯(けんこうたい)
P.E.A式:姿勢分析表(例)
P.E.A式:姿勢分析表(例)
赤が女性 青が男性を表しております
丸の中の字は痛みを訴えている部位や気になる所を記入しております。
ケと書かれている箇所はケア目的で、痛みなどの症状がない方です。